真赤―まそほ―

レッドクリフPart2:感想1

ツッコミどころが多すぎてしょうがないけれど、楽しかったです!
最初は尚香の潜入と蹴鞠の試合から始まるわけですが、蹴鞠の青年はいい人過ぎる。尚香の変装(?)はどうしてばれないんだろう…。いや、それを言ってはいけないのか!例え視聴者にはもろばれでも話の中ではばれないのはお約束!!と言うか『デブ助』って、潜入するときに名前くらい考えていこうよ尚香!!
いやしかし尚香は間者には向いてない…孔明さんもよく託したなぁ。あれは王允が貂蝉さんに離間の計を任せたのと似ている。頭の切れる人が、そういう訓練もつんでいない娘さんにそんな大変な作戦を任せるものなのかと。

それはさておき、疫病が流行りだした曹操軍は、疫病で亡くなった者たちを連合軍に向けて流して、そっちにまで疫病を流行らせるわけだけれど、死者に触れた者が感染する可能性があるのは分かるけれど、患者が集まる場所で、何も防備しないで中歩き回っている皆様はよく感染しないなと思った。
劉備軍がここで戦線離脱して夏口まで撤退するのだけれど、『信義よりも皆の命の方が大事』という劉備に驚いた。皆の命も大切だけれど、同じくらい信義も大事にするのが劉備、と言うイメージがあったので。だからこそ、両方守るために頑張ってんじゃないのー?!むしろここは励まして頑張るんじゃないか?!と思っていただけに。周りに罵られながらも、去っていく劉備軍。別れ際、周瑜がにやりと劉備と笑みをかわす。

残った孔明は10万本の矢を集めるため、魯粛と共に船で曹操軍の水軍へ。
濃霧と藁で作った案山子で矢を曹操軍から射てもらい、頂戴してくるわけですが、この時の魯粛がとても可愛い。何も作戦を話してくれない孔明にじれて、案山子を抱え込んで『案山子殿、共に飲もう』とか。案山子に語りかけるようにしながら孔明に疑問をぶちまけるわけですが、やっと孔明が話したら『口を利いた!』と驚く。狂言回しの役割ですが、可愛いのでよし。(よくない)いい人です。曹操軍に『謝謝!』と言って孔明と乾杯。

さらには曹操が周瑜の幼馴染を使って内情を探らせるけれど、ちょっと露骨過ぎないか作戦…。曹操も周瑜も。それで寝返った水軍二人を曹操は内通者として処刑してしまうけれど、その前に『二人を処刑したら水軍は?』という部下のもっともな言葉に今更気がついたように止めようとするけれど遅かった、って、曹操!赤壁の曹操はちょっと抜けていると思います。

矢も手に入り、曹操軍の水軍の指揮者を失わせ、潜入していた尚香も曹操軍の地図を持って帰還。周瑜や小蕎はお帰りと言うのに孫権は『どこに行っていた!』と怒るのは、もしかして孫権だけ知らされてなかったんだろうか。このとき、尚香が布に描いた地図を体に巻きつけていたので、それを解くのだけれど、小蕎が目配せで男性陣に見ちゃ駄目!といい、男性陣がそそくさと背を向けるシーンがいい。くるくると解いていくシーンは日本人なら誰でも『良いではないか良いではないか』『あ〜れ〜』を思い出すよねと言う友達のツッコミが入りました。
地図だ、と言う言葉に男性陣が見ようとするけどまだ尚香は肌を露にしていて、あわててまた背を向ける男性陣。それを意に介さず、説明する尚香。そんな尚香に上着を着せ、『怒ってすまなかった』と言う孫権。いいな兄妹。


取り合えず本日はここまで。また後日。

戻る

designed